声の見出し

トーク番組で、
いや、バラエティー番組全般において、
なのかな。

トピックごとに、いちいち、
その後の数分間の内容をまとめた「見出し」的な
10秒前後のアナウンスを、
割り込ませてくる。

最近 よく見られる手法だが、
「あれが 邪魔だ！」と 思っているのは、
わたしだけ？


「あちこちオードリー」の場合は、
単なる音楽だし、すぐ終わるから、いい。

毎回 うんざりしているのが、
「人志松本の酒のツマミになる話」の
山崎アナの、声。

番組の色に合わせて、わざと はすっぱな
声と話し方にしているのだろうが、
キンキンした声、大げさな口調が、
耳障りで しかたない。

「ワイドナショー」で ニュースを読む声は、
（イントネーションやら なんやらは、置いといて）
画面を邪魔しない、良い声だと思うのだが。


CMの前だけなら まだしも
なにかにつけて 割り込んでくるのが、
とにかく、うるさい。

しかたがないから、
スピーカーを 手元に置いておき、
山崎アナの‘割り込み’が入るたび
ボリュームつまみを回して 音量をゼロに、
終わった頃に また元に戻す、
というのを、繰り返している。


「酒のツマミになる話」自体は、
好きなんだけどな。


アレを挟むことによって、
編集が 楽にあるのだろうか。

それでも、観ている側から言えば、
アレ、要らんわー。


どうせ、その話、
この先 ご本人が、するんでしょ？

だったら、時間の無駄だから、
水を差すようなことしていないで
黙って、先に行って！


そう 思っているのは、
わたしだけ？

関東人の「ありがとう」

ゆうべ Yahoo!に出ていた記事。
「飲食店では『ごちそうさま』を言うのに
スーパーのレジで『ありがとう』は なぜ 言わない？」
（タイトルだけ見つけて、中味は読んでいないのだが。）


そうだね。
わたしも、「ありがとう」と 言わない。

ついでに言えば、
「ごちそうさま」も、言わない。


関西の人の、「と」に アクセントを置いた
「ありがとう」
あるいは、「おおきに」

それならば、なんか、いいんだ。
耳にも心地いいんだ。

だけど、関東人（境目は どのあたりか、わからんが）の
「り」にアクセントを置く「ありがとう」は、
なんか 偉そうに聞こえるような気がしてならない。
（※ わたしは、関東生まれの 関東育ち。）

お嬢さまが 執事や小間使いに対して
かける言葉のような…
上下関係を連想させるような ニュアンスを、
感じてしまう。


だから、
レジで、おつりやレシートを もらうとき、
ただ ペコリ、とアタマを下げる。

とっさに 声が出せるならば、
「ありがとう」ではなく「ありがとうございます」。

飲食店でも、
料理や飲み物を出されたときは、
「ありがとう」ではなく「ありがとうございます」。

お会計のときには、
「ごちそうさま」ではなく「ごちそうさまでした」。


初対面の、あるいは 通りすがりの
見知らぬ人に
敬語抜きの言葉遣いができるほどの
フレンドリーな気質を、
持ち合わせていないのだ。

悲しいことに。


そんな わたしだが、
年齢を重ねて 図々しくなった 数年前からは、
こんな言葉が 自然と 出てくるように
なってきた。

レジで、「どうも～」（「も」にアクセント）
バスを降りるとき、「どうも～」

「ありがとうございます」と 敬語で バッチリ 言うには
ちょっと重すぎるように感じるとき、
ペコリとしながらの「どうも～」が、ちょうどいい。


でも、これも、結構な良いトシになってから
便利に使えるようになった、言葉。

どこから どう見ても 立派な おばちゃんに
なったからこそ
許される（だろうと思える）ようになった、
くだけた言葉。



関東人の「ありがとう」は 偉そうに聞こえる。

そう感じているのは、わたしだけ？


いつか、どこから どう見ても 立派な おばあちゃんに
なったとき、
わたしも 躊躇なく「ありがとう」と言える日が
来るのだろうか。

気分爽快

先日、久しぶりに
森高千里さんの「気分爽快」を 聴いた。

これ、たしか ビールのCMソングだったから、
サビの部分は 知っている。

でも、一曲まるまる 聴いたのは、
初めてだったかもしれない。

歌詞を知り、この歌の背景を 知って、
首をかしげざるを得なかった。


♪ 飲もう 今日は とことん 盛り上がろう
♪ 飲もう 今日は とことん 付き合うわよ

「明日はデート」という 女友達に対して、
それは ないだろう？
…と。

せめて 今日は 早く帰宅させ、
肌の調子を整えるべく 睡眠時間を多くとれるよう
協力してあげるのが 友達、
というものでは…？


それとも この歌、実は、
表面上は応援しながらも
恋敵のデートを成功させてなるものか！
という気持ちを隠している、
複雑な女心を表現したものだったのだろうか？

当時は そんな言葉は なかったが
いま風に言うところの「フレネミー」？


うーん。
そんなふうに 聴こえてしまうのは、
わたしだけ？

勢いあまって

金メダルを かじってしまった、河村市長。

元はといえば、
写真の撮影どころを つくってあげる、という
取材陣へのサービス精神から出た行動
だったのではないかな。

それが 勢いあまって、空回り。


まったくの他人事ではあるけれど、
なんとなく いたたまれない気持ちになるのは、
わたしだけ？

映える人

小木茂光さん、あるいは 益岡徹さんが
管理職として 刑事ドラマに 登場すると、
ぐっと ‘本物の警察っぽさ’ が 出てきて、
場が締まる。

そんなふうに感じるのは、わたしだけ？

感謝しかありません

「感謝しかありません」

最近 よく聞く言葉だが、
本当に そこには 感謝しかないのだろうか。


感謝しかない、と 言いながらも、
「でも・・・」「ただ・・・」
と 続きそうな匂いが、ぷんぷんする。

だって、本当に 感謝しかしていないのなら、
「感謝しています」
と ストレートに 言い切るもの。


そう思うのは、わたしだけ？

生々しい

DMMほけんのCMをやっている、4人組。

どこかで見たことがある、と 思ったら、
純烈だった。


「自分のお葬式代くらいは備えておきたい」
「無理なく お葬式代などに備えられるのが 魅力です」

「お葬式代」「お葬式代」と、
にこやかに 繰り返す、メンバーたち。


CMの ターゲットが あまりにも わかりやす過ぎて、
生々しい・・・。

そう思ってしまったのは、わたしだけだろうか。