大友さんのポケット

大友鉄さんが「いつも持ち歩いている」
と言っている物。

変装用の眼鏡、手鏡、櫛
折りたたみ傘
手袋


ちなみに、手鏡、櫛、伊達眼鏡は、P.308、
折り畳み式の傘は、P.343、
手袋は P.350に、出てくる。

もちろん、手帳とボールペンは必需品。
そして、パカッと開いて見せる、警察手帳、
財布、定期入れ、ハンカチなど、身の回りのもの
だって、 当然 身につけているだろう。


これらのものが、全部
スーツのポケットに入っているとしたら
シルエットが崩れそうなものだが、
大友さんが そんな恰好でいるはずがない。

かといって、
かばんを持っている様子も、ない。

ウエストポーチでも 付けているのだろうか。


刑事総務課で事務仕事をしているときは ともかく、
いったん 刑事として外に出たら
いつ 何が起こるか、わからない。

実際、犯人と格闘する場面だって
あるのだから、
折りたたみ傘なんて 懐に忍ばせていたら、
体の動きを制限されるのではないだろうか。

手鏡が割れて 怪我をする、
なんてことにはならないのだろうか。

余計なお世話ではあるが、
いろいろ 心配になる。


きっと、あれだな。

大友さんのおなかには ポケットが ついていて、
必要なときに なんでも 取り出せるように
なっているんだろうな。