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関東人の「ありがとう」 [わたしだけ?]

ゆうべ Yahoo!に出ていた記事。
「飲食店では『ごちそうさま』を言うのに
スーパーのレジで『ありがとう』は なぜ 言わない?」
(タイトルだけ見つけて、中味は読んでいないのだが。)


そうだね。
わたしも、「ありがとう」と 言わない。

ついでに言えば、
「ごちそうさま」も、言わない。


関西の人の、「と」に アクセントを置いた
「ありがとう」
あるいは、「おおきに」

それならば、なんか、いいんだ。
耳にも心地いいんだ。

だけど、関東人(境目は どのあたりか、わからんが)の
「り」にアクセントを置く「ありがとう」は、
なんか 偉そうに聞こえるような気がしてならない。
(※ わたしは、関東生まれの 関東育ち。)

お嬢さまが 執事や小間使いに対して
かける言葉のような…
上下関係を連想させるような ニュアンスを、
感じてしまう。


だから、
レジで、おつりやレシートを もらうとき、
ただ ペコリ、とアタマを下げる。

とっさに 声が出せるならば、
「ありがとう」ではなく「ありがとうございます」。

飲食店でも、
料理や飲み物を出されたときは、
「ありがとう」ではなく「ありがとうございます」。

お会計のときには、
「ごちそうさま」ではなく「ごちそうさまでした」。


初対面の、あるいは 通りすがりの
見知らぬ人に
敬語抜きの言葉遣いができるほどの
フレンドリーな気質を、
持ち合わせていないのだ。

悲しいことに。


そんな わたしだが、
年齢を重ねて 図々しくなった 数年前からは、
こんな言葉が 自然と 出てくるように
なってきた。

レジで、「どうも~」(「も」にアクセント)
バスを降りるとき、「どうも~」

「ありがとうございます」と 敬語で バッチリ 言うには
ちょっと重すぎるように感じるとき、
ペコリとしながらの「どうも~」が、ちょうどいい。


でも、これも、結構な良いトシになってから
便利に使えるようになった、言葉。

どこから どう見ても 立派な おばちゃんに
なったからこそ
許される(だろうと思える)ようになった、
くだけた言葉。



関東人の「ありがとう」は 偉そうに聞こえる。

そう感じているのは、わたしだけ?


いつか、どこから どう見ても 立派な おばあちゃんに
なったとき、
わたしも 躊躇なく「ありがとう」と言える日が
来るのだろうか。




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