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安達祐実の無駄遣い [噛みついてみる]

今シーズンの「ゼロ係」は、
番組冒頭に 5分くらい、予告編のようなものが
放送されていた。

メイン出演者から 1名(組)が 出てきて、
それまでのあらすじと 今回の見どころを、
VTRを交えて紹介する。

視聴者からすると、「この番組を観る」と決めて
TVの前に座っているのだから、
こんな、番組開始時間を過ぎてからの予告なんて
邪魔でしかないのだが、
コロナで撮影が思うようにいかず、
確保した枠を埋めるための 苦肉の策でもあった
のかもしれない。


一方で、このパート、俳優さんたちにとっては
サービス残業的な位置づけのもの
だったのだろうか。

文章にすれば ほんの数行の セリフなのに
カンペを読んでいるのが 丸わかりの方もいて、
その熱量の低さに、
観ていてがっかりすることがあった。


そんな中、安達祐実さんは、さすがだった。

視線が 画面中央から ズレることなく
いつもの調子で、すらすらと よどみなく
語り掛けてくる、本条靖子さん。

俳優魂というのは、
本編の見どころでの迫真に迫った演技だけではなく、
こういうところにも 現れるのだ、
というのを、教えてくれた。


カンペを読むのが 悪い、のではない。

カンペを読んでいる様子を、
カメラの前で晒してほしくないのだ。

視聴者が 画面の中に観ている その姿は、
俳優さん そのひとではなく、
役柄である人物としての、一場面なのだから。

たとえ、その予告編部分の撮影が、
休憩時間に「ちょっと お願いしまーす」と
軽く 声を掛けられて、
セリフとして覚える間もなく
撮影に臨まざるを得ないものだった、
としても。


そもそも、「ゼロ係」は、
安達祐実の無駄遣いなんだよな。

安達祐実さんだけではない。

主演級を4人も 揃えておきながら、
「拘束時間を短くすることで、ギャラを値切っている?」
と 勘ぐってしまうような、
もったいない使い方をしている。


日本の宝、安達祐実を、
どなたか、もっと上手に活かしてください。

中園ミホさんあたり、いかがでしょうか?



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